キャンピングカーに使用されるベース車を一部紹介していきたいと思います。
キャブコン編
①カムロード
トヨタがキャンピングカー向けに開発した車です。ベースは、ダイナやトヨエースと呼ばれる1.5tトラックです。
どこが、キャンピング仕様になったかは後日触れたいと思います。
◎良い点
・トヨタ車なので耐久性の信頼度が高い
・ほとんどの国内ビルダーはカムロードを使っている
・最近Wタイヤも登場
▼微妙な点
・乗り心地が悪い。まあトラックですからね….
・ガソリン車は4WDの設定が無い。4WDにしたい場合は、ディーゼル車を選択しなければいけない。その為、価格がガソリン2WDに比べると100万円近く高くなり、純粋に音と振動が気になる。
・ボンネットが無いので、安全性が気になる。
カムロードキャンピングカーでオススメのビルダーは、
国内最大規模の生産工場を持つ、大手ビルダー。
上位モデルのクレア、価格的にも魅力のあるクレソンなど幅広くラインナップを展開しています。また、外装パーツにも力を入れており、フェイスパネルなどスタイリッシュで一目でナッツの車と分かります。
もはや王道のジルシリーズを展開しているビルダー。車以外にも、パーツセンターも運営しています。FRP一体型のシェルは、雨漏れも少なく初心者にもオススメ。昔はキャブコンと言えばバンテックでしたが、最近はナッツRVの勢いに少し負けている感じもします。老舗キャブコンメーカーとして、頑張ってほしいですね。
②ハイエース
ハイエースはバンタイプじゃないの?と思われる方もいると思います。
そうです。バンです。
キャブコンにするときは、運転席から後ろを大胆にボディーカットしてしまいます!
カムロードに比べると少し割高ですが、カムロードに比べると利点は、
・乗用車と同じ感覚で運転が出来る。
・リアエアコンの効きが良い。
・乗り心地もカムロードに比べると◎
・ガソリン4WDを選択できる。
・安全装備、TSS(トヨタセーフティーセンス)も選択が可能。
ハイエースのキャブコンはビルダーも少ないですが、
ファンルーチェやセキソーボディがメインで取扱いをしています。
バンコン編
①ハイエース
言わずと知れた王道ですね。ボディー展開も幅広く、自分のライフスタイルに合わせたものを選ぶことが出来ます。
ざっと紹介します。
・標準ボディ
4ナンバーサイズとハイルーフタイプがあります。角ばって大きく見えるハイエースですが、標準ボディは、5ナンバーミニバンと変わりません。ノアとかヴォクシー、セレナなどと同じぐらいです。マンション住みの方でも夢のキャンピングカーが所有可能です!
・ワイドボディ ミドルルーフ
こちらはアルファードやエルグランドといった、3ナンバーミニバンと同じぐらいのサイズです。標準ボディだと少し物足りない方にはこちらがオススメです。車は数センチ変わるだけでも全然違います。実際に見てみるのが一番良いです。
・スーパーロングハイルーフ
全長5メーター越えの主に15乗車の送迎車として使われることが多いです。
広さは申し分無し!ただ室内高は160CM程度なので、立って歩き回るには少ししんどいかも。キャブコンはちょっと…と思う方にオススメ。家庭用エアコンなど本格的な装備もスーパーロングハイルーフなら大体OKです!
バンコンでオススメなビルダーは、
バンコンではトップレベルのビルダー。高級額メーカー、カリモクとコラボレーション企画をしたり、品質への拘りは一級品。藤井社長自らが、キャンピングカーを所有していて、妥協を許さない気持ちが商品にも出ているんですね。
老舗ビルダー。バンコンで唯一のシャワールームを装備したモデルを制作しています。レクビィのカントリークラブというモデルは、今も出ていますが一世を風靡したモデルです。オプションで温水を作れたり、シャワールームをトイレルームにすることも出来ます。
全国に拠点を構えるビルダー。中古車も多数取り扱っている会社です。バンコンはFOCSシリーズを展開しており、宮大工工法というお寺と同じ工法で制作しています。揺れる車内では家具の強度が重要。実際に車を見ると感情な感じが分かります。
番外 キャブコン バンコン フルコン編
イタリアのフィアット社 デュカトです。
ヨーロッパでは6割のシェアを持つベース車です。走り、燃費、安全性は国産のベース車に比べると比になりません。
デュカトに関しては、後日語ります。スミマセン
いかがでしたでしょうか。
他にも、エルフやNV200、NV350キャラバン、軽キャンパーベースのエブリィやスクラムもあります。
是非自分に合ったベース車を探してくださいね!